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ドイツ語で描かれた名曲の世界



野口薫先生と田中泰さんがタッグを組んで、プロの演奏や珍しい録音を聴きながらドイツの作曲家と作詞家についての知識を深める音楽シリーズ

田中泰さん担当「ドイツ語で描かれた名曲の世界」の第2回目では、リヒャルト・シュトラウスの「ばらの騎士」をとりあげます。

・「ばらの騎士」をめぐる物語?ホーフマンスタールとシュトラウス?
・「ばらの騎士」の魅力と聴きどころ
・オペラ史上屈指のアリアを聴き比べ

音楽シリーズ2
日 時: 2019年8月3日(土)17:30〜19:00
場 所: ドイツ語学院ハイデルベルク
講 師: 田中泰(音楽ジャーナリスト/プロデューサー)
定 員: 25名(お支払い先着順)
参加費: 本校生;2000円 一般2500円(ご紹介割引2000円)


お問合せ:電話03-3374-4863(ドイツ語学院ハイデルベルク)

満席が予想されますので早めにお申し込みください。
お申し込みはこちらから



==田中先生からのコメント==

 “ドイツ語が活躍するクラシック”をテーマにお届けする「ハイデルベルク音楽シリーズ」の第2回は、個人的に最も好きなオペラの1つ、リヒャルト・シュトラウスの楽劇『ばらの騎士』をとりあげます。

 1911年にドレスデンの宮廷歌劇場で初演された『ばらの騎士』は、空前の大成功を収めますが、クラシック界は前衛的な音楽の時代へと進み、ロマンティックな作風のシュトラウスは“もはや時代遅れ”と揶揄されたこともあったようです。しかし、「モーツァルトのようなオペラを作りたい」という想いのもとに作曲されたこの作品の美しさは破格。今や最も人気のあるオペラの一つに数えられる作品として知られています。

 今回は、シュトラウスの最高傑作『ばらの騎士』についての背景や作品の個性を知るとともに、シュトラウス自身が、自らの葬儀で奏でるように遺言したほど愛着を持っていたラストの「三重唱」の聴き比べなどを通じて、20世紀最高のオペラの魅力に迫りたいと思います。


 和辻龍 田中泰(音楽ジャーナリスト/プロデューサー)



1957年横須賀生まれ。1988年ぴあ(株)入社以来一貫してクラシックジャンルを担当。
2008年(株)スプートニクを設立して独立。

J-WAVE「モーニングクラシック」のナビゲーターや、「JAL機内クラシック・チャンネル」の構成、週刊東洋経済「クラシック音楽最新事情」の連載などを通じて、クラシック音楽の普及に務めている。

(財)日本クラシックソムリエ協会代表理事。




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