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ドイツリートの世界



独文学教授の野口薫先生と音楽ジャーナリスト田中泰さんがタッグを組んで、プロの演奏や珍しい録音を聴きながらドイツの作曲家と作詞家についての知識を深める音楽シリーズが2019年3月からスタート!
満席となった3月と4月の開催ではアンケートで90%以上の方から満足とご回答いただいた大好評のシリーズです。

次回は野口先生が担当する美しい歌詞とその詩を生み出した詩人をテーマにした「美しいドイツリートの世界」の2回目。
第一回に続きシューマンら多くの作曲家が曲をつけ、広く親しまれているアイヒェンドルフの詩、そののなかでも小説作品とかかわりのある部分をとりあげます。

1回目同様にシューマンのリーダークライス作品39などをプロの演奏を茶菓子を召し上がりながらのくつろいだな雰囲気の中でお楽しみください。

音楽シリーズ1
日 時: 2019年6月22日(土)17:00〜18:30
場 所: ドイツ語学院ハイデルベルク
講 師: 野口 薫(元中央大学名誉教授:18世紀文学史)
定 員: 20名(お支払い先着順)
参加費: 本校生・ご紹介;3519円 一般;5000円(税別)


お申し込みはこちらから



==野口先生からのコメント==

「大学で長年ドイツ語とドイツ文学を教えてきましたが学生にドイツ語が美しい言葉であることを知ってほしいと思い、ドイツ文法の授業でもよくドイツ・リートを使ってきました。

ドイツ・リートは「言葉と音楽の幸福な結婚」だと言われます。ゲーテ、ハイネなどの詩にシューベルトやシューマンなどが曲をつけているのですから美しくないはずがありません。 ドイツ語学院ハイデルベルクでも竹尾さんのすばらしいピアノと現在ご活躍中の歌手の方々にお手伝いいただき「ドイツ・リートを楽しむ」会を何度か開催してきましたが、このたびアイヒェンドルフをはじめ色々な詩人を取り上げて紹介する音楽シリーズをスタートすることになりました。

かの皮肉屋のハイネも「そ の詩の真実は水晶のように澄んでいる」と讃えて一目置いている、アイヒェンドルフという詩人を数回にわたって取り上げます。彼の詩にシューマンやヴォルフらが曲をつけたリートを鑑賞し、美しい歌を聴きながらドイツ文学とドイツ文学史の側面から後期ロマン派の詩人と言われアイヒェンドルフと彼の詩に迫ります。

 

歌 浅野晶子(ソプラノ・国立音楽大学声楽家卒業・元藤原歌劇団所属)
ピアノ伴奏 竹尾真紀子(チューリッヒ芸術大学卒業・リートピアニスト)



お問い合わせ:電話03-3374-4863 ドイツ語学院ハイデルベルク

満席が予想されますので早めにお申し込みください。